108本のバラをもらった(渡した)後はどうすればいい? この記事では、薔薇の持ち帰り方から最初の手入れの方法、その後の保存加工方法、人気の通販専門店などをご紹介致します。大切な薔薇を美しいままに楽しむための参考にしていただければ幸いです。
108本のバラをもらった後、どうすれば?持ち帰りから保存までの流れ
持ち帰る際のポイントと注意点
108本のバラは大きく重さもあるため、持ち帰り方の工夫が必要です。
✔ サイズと重量の確認:直径は30cm以上・重さは数kgになることもあります。長時間の持ち歩きは困難であると考えた方がよいでしよう。
✔ 車・タクシーがおすすめ:トランクよりは、座席に花を立てる方がベスト。エアコンは適切な温度に設定します。直射日光は避けましょう。
✔公共交通機関を利用はしないで宅急便の特別配送に頼む:温度管理や壊れ物扱いなどで花束配送を頼みます。どうしても公共機関を利用する場合は、購入時の「袋」を必ずかぶせ、ラッピングをコンパクトに調整しましょう。
持ち帰った直後のポイント
✔ 記念写真を撮る:特別な108本のバラの贈り物。まずは思い出として、写真やビデオ撮影を忘れずに。また、SNSに投稿したり、アルバムに保存するなど、後から何度でもその瞬間を再現できるようにします。
✔花瓶の準備とバラのケア:バラは水が多く必要であり、花束の大きさに合った十分な容量の花瓶を用意します。花瓶の大きさによっては複数に分けることも必要です。また、持ち帰ったらできるだけ早く花瓶に挿します。花瓶に生ける前に、茎を2~3cmほど斜めに切り戻す「水切り」を行います。(飾る場所やケア方法は後に説明)
バラの保存加工を考えるべきタイミング
生花の美しさを楽しんだ後、長く残したい場合は保存加工を検討しましょう。
✔そのタイミングは、
- できるだけ早くがBest(鮮度が良いほど仕上がりが美しくなります)
- 花の変化が始まったら(花びらの色あせ、葉の変色、茎のしおれ、水の濁りなど)
- 1~2週間後(環境によってはこの時期に劣化が進みます)
✔早めの保存加工のメリット
- 仕上がりが格段に美しい(鮮度が高いほど、色・形を美しく保ちやすい)
- 加工の選択肢が増える(状態が良いほど、希望の方法を選びやすい)
- 劣化のリスクを回避(色褪せや変形を防ぎ、思い出を長持ちさせます)
108本のバラ、永遠の美しさを:プロの技で、花束を美しく保存加工
108本ものバラを長期間美しく残すには、保存加工が必要です。以下、業者に頼む場合と、自分で保存する場合に分けてご紹介します。
業者に頼むか自分で行うかの選択
108本のバラを少数だけ残す場合は自分でも保存加工が可能です(次項参照)。一方、より美しく保存したい場合や、108本の美しい薔薇をそーまるごと残す場合は、専門業者に頼みましょう。
保存加工の主な種類一覧
保存方法 | 特徴・メリット | 注意点 | まるごと保存(108本など) |
---|---|---|---|
ドライフラワー(自然乾燥・シリカゲル・フリーズドライ) | ・長期間保存可能(半年〜数年) ・自然な風合いを保ちやすい | ・乾燥に時間がかかる(数日〜数週間) ・色褪せしやすい | ◎(ただし、シリカゲルは部分保存向き) |
押し花(額装・アート加工) | ・コンパクトに保存可能 ・額装してインテリアに | ・加工に時間がかかる ・立体感がない(近年は立体的な作品に工夫も) | ◎(専門業者なら可。自作は部分保存に) |
レジン加工 | ・透明感のある仕上がり ・アクセサリーなどに | ・専用の樹脂が必要 ・加工に技術が必要 | ✕(部分保存向き) |
プリザーブドフラワー | ・長期間美しさを保てる ・生花のような見た目 | ・薬品処理が必要 ・湿気に弱い | △(すべての花や葉に適用できるわけではない) |
以上から、主な方法のベストは、ドライフラワー加工(自然乾燥・専用剤で乾燥)か、押し花加工(平らにして乾燥)になるでしょう。また、条件付きでプリザーブドフラワーも可能です。 以下に、保存加工の主な種類一覧を掲載します。
以下、ドライフラワー加工と押し花加工に関する商品詳細を、3パターンに分けてご案内します。
➀ドライフラワー:ガラスに入れた立体的なインテリアとしてのボトルブーケなどが人気があります
➁押し花:おしゃれな額に入れて壁掛けインテリアとして最適です。
③3Dブーケ:ドライフラワーと押し花の良さを合わせたものです。
【押し花加工】108本のバラの永遠の美しさを:進化するフラワー保存技術
従来の押し花のイメージとは異なり、現代の技術は花の美しさをより鮮やかに、そして長く保つことを可能にしています。バラの花びらの繊細な色合いや立体感が美しく表現され、まるでその場に咲いているかのような臨場感を味わえます。
押し花は生花のような美しい状態で、半永久的に楽しむことができるのです。特に、108本という大輪のバラを押し花にして額に入れて飾ることで、その華やかで心に温かい思い出をいつまでも残してくれるでしょう。
- 半永久的に美しい状態を保てる: 適切な方法で保存すれば、変色や変形を防ぎ、長期間美しい状態を保てます。
- インテリアとしても楽しめる: お部屋の雰囲気に合わせて、様々なデザインの額縁を選ぶことができます。
【ボトルブーケの魅力】108バラの鮮やかな美しさ:特別なドライフラワーアレンジ
ボトルブーケは、花がガラス瓶の中に閉じ込められた美しいインテリアアイテムです。水分だけを取り除き、花を特殊な液剤で処理することで、生花のような鮮やかな色と立体感を長期間保つことができます。(適切な環境下で保存すれば、30年以上可能) 透明感のあるガラス、色付きのガラスなど、ガラスの種類によって、花の映り方が変わります。
ボトルブーケは、ドライフラワーの一種に種別されますが、湿気に弱く変色やカビが生える可能性がある一般的なドライフラワーと比べて耐久性がとても高いのが特徴です。
- まるで生花のような立体的な美しさ: 生花そのものの色や形をまるで時が止まったかのように美しく再現できます。
- お手入れが簡単: ほこりを払うだけで、いつでも美しい状態を保てます。
【3Dブーケ】立体のまま額に飾る:押し花&ドライフラワーの良さを兼ねた芸術品
特別な日の思い出を、永遠の美しさで。108本のバラの感動を、そのままの形で。それが「3Dブーケ」です。特殊な加工技術により、押し花の美しさと、ドライフラワーの立体的な表現力を融合させた、新しいフラワーアートです。
- 押し花で表現される美しさ: 花びら一枚一枚の繊細な模様や、色彩の美しさを、絵画のように楽しめます。
- 立体的な美しさ: 花束全体の立体的なフォルムをそのまま残し、まるで生花がそこにあるかのような自然な美しさ。
108本のバラの保存加工・おすすめ専門通販
『xing-flower(シンフラワー)』花束保存加工の専門店
xing-flower(シンフラワー)は、花束保存加工の専門店として、長年の実績と高い技術力を持っている人気通販です。
- ➀豊富な加工方法: 押し花、ドライフラワー、ボトルブーケ、3Dブーケなど、40種類以上の加工方法から選べます。
- ➁高品質な仕上がり: 経験豊富な職人が、花束を丁寧に加工し、美しい仕上がりを実現します。
- 【100~108本バラ専用の押し花アート「Trenta」】29種類の額や8種の台紙、7種のデザインから選べます。
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『パティスリーフラワー』は、東京・代官山に実店舗を構える、人気のプロポーズフラワーギフトの専門通販です。プロポーズ用に生み出したロマンチックで美しい花束が豊富です。花束加工の商品も数多く取り扱っていて、そのハイセンスな装いは、多くの方から愛され続けています。
グランデ アフターブーケ(ドライフラワー):大きな花束をドライフラワーにし、木とガラスのケースに入れてお届けする商品です。
・ アンジュ・ブーケスタイル(押し花):白い木製額に押し花を収めたナチュラルなデザイン。名前や日付を手書きで入れることができます。
・ウブリール・ブーケスタイル(押し花):押し花と写真を一緒に飾れる商品です。特別なメモリアルアイテムになります。
以上の他にも、人気の押花加工とて、ショコラ・ブーケスタイル、 アーバンノワール アフターブーケ、コンパクト アフターブーケ、ボヌール・ブーケスタイル、エプティ、 ミルキー アフターブーケ、エクラ・アートスタイルなどがあります。
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部分的にプリザーブドフラワー加工したい時のおすすめショップ
プロポーズで生花を渡した後に、プリザーブドフラワーにする加工方法もあります。おすめショップ(専門業者)をご案内いたいします。
108本のバラを少数だけ保存:手軽にできる!自宅で楽しむ花束の保存方法
108本のバラの少数だけを保存して残す場合は、自分でも保存加工が可能です。
ドライフラワー(吊るして乾燥)
最も手軽な方法の一つです。花束を逆さに吊るし、風通しの良い場所で乾燥させます。時間をかけてゆっくりと乾燥させることで自然な風合いを出せます。
押し花(アルバムや額に入れる)
簡単な押し花も比較的容易に制作することが可能です。花を平らな状態にし、重石をして乾燥させます。花の色や形を平面的に残せるので、アルバムや額に入れて飾ることができます。
自分で加工するメリットとデメリット
- 簡単に取り組める: 取り組みやすく、ご自身の手による作品が作れます。
- 費用を抑えられる: プロに依頼するよりも、費用を抑えることができます。
- 失敗の可能性も: 美しく仕上げるにはある程度の注意は必要。カビが生えたり変色したりする可能性もあります。
108本のバラを美しく飾るコツ
花瓶の選び方・圧倒的な量の美しいバラの楽しみ方
108本のバラを一度に飾るには、たっぷりとした大きな花瓶が必要です。薔薇を束ねた状態で深めの花瓶に入れると、まとまりのある美しい姿を保てます。また、108本を複数の花瓶に分けることもおすすめです。例えば、リビングにメインの花瓶を置き、残りを小さな花瓶に分けて玄関や寝室に飾てみましょう。家全体が華やかさと喜びに包まれます。
圧倒的な量の美しいバラの楽しみ方は自由自在であり、小分けしたバラを知人などに贈ることもできます。
インテリアに合わせたディスプレイ術
バラの魅力を最大限に引き出すには、インテリアに合った飾り方を考えてみましょう。例えば、リビングではボリューム感を。テーブルやサイドボードには大きめのアレンジを。玄関にはコンパクトな美しさを。寝室ではシンプルな花瓶に少量のバラを生けます。訪れる人を温かく迎え、プライベートにはおしゃれなリラックス空間を作り出せます。
バラを長く楽しむ工夫
花束の保存加工をしないで生花のまま長く楽しみたい時は、時間とともに弱ってきた花の茎を短く切り、小さなアレンジメントにしましょう。例えば、小さなグラスやボウルに生けて、食卓やデスクなどに飾ってみます。バラの状態に合わせて飾り方を変えることで、おしゃれな花として生まれ変わり、108本のバラをより長く楽しむことができます。
バラ108本をより長く楽しむための毎日のケア
バラ108本をより長く楽しむための毎日のケア
水替えと切り戻しで鮮度をキープ
バラを長く美しく保つためには、以下のポイントを押さえましょう。
- こまめな水替え:花瓶の水は毎日取り替えます。
- 切り戻し:茎の先端を斜めにカットすることで水の吸収が良くなります。
- 鮮度に注意:108本を一度に飾る場合、水の汚れが早いため、こまめにチェックし、ぬるま湯を使うと効果的です。
- 栄養剤・延命剤・漂白剤: 市販の切り花栄養剤を使用すると、バラに栄養を与え、より長く楽しむことができます。また、延命剤を使用したり、花瓶の水に漂白剤を2、3滴入れることで、水中の雑菌や微生物の繁殖を抑え、水を清潔に保てます。
枯れかけたバラの対処法
枯れかけたバラは、茎を深めにカットし、ぬるま湯に浸けることで回復することがあります。花びらの先が茶色くなった部分は、そこだけ丁寧に取り除いてあげると、美しい見た目で飾り続けることができます。(水揚げが極端に悪くなったバラは、茎を短く切って小さなグラスやボウルに生けて楽しみましょう)
環境を整えて花の寿命を延ばす
- 直射日光とエアコンの風を避ける:日光や直風でバラの水分を奪われないようにします。
- 適切な湿度を保つ:バラは適度な湿度を好みます。特に冬場は空気が乾燥しやすいため加湿器などを利用します。
- バラが痛みやすい夏場の管理:夜間の涼しい場所への移動は、日中のダメージを回復し、鮮度を長持ちさせます。
108本のバラの意味と、思い出を残す大切さ
108本のバラの意味と、思い出を残す大切さ
プロポーズの108本のバラは、「結婚してください」という特別なメッセージを込めた花束です。その美しさと情熱的な愛の想いは、人生の特別な瞬間を華やかに彩ります。しかし、花は時間とともに枯れてしまうもの。だからこそ、保存加工を活用し、「思い出を鮮やかに残したい」という願いが生まれます。
そこで、最後に、改めて108本のバラの意味を知り、その価値を深く感じてみましょう。
なぜ108本なのか?込められた愛のメッセージ
バラの本数にはそれぞれ意味がありますが、108本のバラは特別。「永遠の愛」や「生涯を共にする誓い」を象徴し、「結婚してください」というストレートなメッセージを表しています。プロポーズには極めて人気が高い本数です。
贈る側・もらう側も特別な思い出に
108本のバラは、一生のなかでもとても珍しいロマンチックシーンです。贈る側にとっても、受け取る側にとっても、圧倒的な華やかさに驚きと感動を覚えるもの。特別な思い出として心に刻まれる「永遠の瞬間」になります。
保存加工は人生の節目に「二人の愛の原点」に立ち戻らせる愛の魔法
花束の保存加工は、指輪とともに愛の思い出を形にする方法の一つです。そして、それはお二人が共に歩む人生の節目ごとに、「愛の原点」に立ち戻らせてくれる、愛の象徴でもあります。その愛の原点には深い喜びが宿り、新たな未来へと飛躍するための美しいエネルギーとなるでしょう。